無限城編の童磨戦感想を自分なりにまとめよう、まとめようと思って何度も書き起こしているんだけどふた月以上経った今も全てが圧巻すぎてなかなか上手く言葉が出て来なくて…
読書感想文は大の苦手だったのでゆっくり自分なりに簡潔にまとめようかと。
あ!!!無限城編ネタバレありです!!!!
童磨さんの戦闘ステージ、刀鍛冶の里編で猗窩座殿が上弦会議に向かうために落下してる最中に一瞬上から写っていたけど、無限城編改めて描かれてもやはり美しかったですね…✨
中部だけでなく外部も睡蓮の咲いてる池が一面に広がっていて真ん中に御堂があるの教祖様な童磨さんのイメージにピッタリ……
原作だとしのぶさんは廊下を歩いて襖を開けて童磨さんのいる部屋にたどり着きましたけど、映画だとその御堂の階段を上って中に入っていて制作陣のこだわりを感じました……!
童磨戦開始直前の童磨さんの初めましての挨拶と、目の前で人があやめられてしまった憤りとようやく巡り会えた宿敵と対峙して溜まりに溜まった怒りが溢れ出しブチ切れてるしのぶさんを見てずっと鳥肌止まらなかったです……
↓勢いで描いた童しの絵
↓……食べ途中のおてても描いてたのですがしのぶさんで隠れちゃいました
原作読んだ時も思ってたんですけど、童磨さんの帽子を取って挨拶する姿がアニメになって動きがついたら尚更英国紳士っぽく感じました!✨
(でも敵対している鬼殺隊に対しても礼儀正しい挨拶をするあたり、「対面した人間には信者含めこうするものだ」ってただ行動してるだけなのかな、と思ったり…心が無いけど自分なりに対人対応学んで来た童磨さんなので。)
人を食べ、しかも口の周り血でベタベタにしながら紳士っぽさを醸し出すっていうそのギャップに狂気を感じるんですよね、遊郭編での初登場時もころした遊女二人を持ち食べ歩きながら「命というものは尊いものだ、大切にしなければ」とか言ってるし。
穏やかな口調で優しい事を言ってくれてるけど言動が矛盾だらけ。
そこがやっぱり鬼らしさというよりも心がないんだなっていう印象を受けます。
(鬼滅の漫画全巻読んだから童磨さんに感情がない事分かったけど、私の最初の印象はひたすら異質で猟奇的なキャラでした。一瞬出て来たけどなんだコイツ…コワ…って恐怖に近かった。上弦会議で狂気混じりながらも可愛さ爆発でワニ先生すぎょいってなりました。)
(……ちょっと脱線しちゃった)
しのぶさん5回分の毒を注入してるシーンをちゃんと描かれていたからこれまた細かい!✨
そして原作だと百足蛇腹もしのぶさんが突進して行く形ですぐ童磨さんを天井に張り付け(?)にしましたが、映画だとしばらく攻防戦が続いたから「おおおおぉぉぉ……!!!!!」って思わず声にならない叫びが出ました!(家だったら絶対叫んでた)、からの天井串刺しがまたダイナミックーー!!
光差し込んでて綺麗だと思ってましたが天井がガラス張りな所もよかったですね、バリーン!!!!!って割れる衝撃がすごかった!御堂、和な造りしてるのに洋も含まれてるんだな~と頭の片隅でぼんやり思いました。
炭治郎くんが「怒ってますか?」って聞いて来た時の事を思い返して「ずっとずーっと怒ってますよ」と返答するしのぶさんの台詞、張り付けした童磨さんに腹立たせながら脳内で語り出すシーンの”冒頭”じゃなくて”落下寸前の最後”に回されたのが、怒ってる事がより主張されるような演出にしたんだな…と。
私ったら天井にいる童磨さんがしのぶさんを捕獲した時に褒め(煽り)ながらもミシミシと音立てて締め上げてるシーンについ、っていうかめちゃくちゃ興奮しちゃったんです…!
りょなとかそういう意味合いではなく、これはもう映画ならではの童磨さんの激しい愛情表現なのかと錯覚してしまいした……
あんなギュッと抱き締めちゃって、初めて見た人がうっかりラブシーンかと思っちゃうじゃん………いやあれはもうラブシーンなのだ……(と、私の童しの脳が騒いでました)
とにかく、「あ、これはもうころす気満々なんだな」ってひしひしと伝わりました。
なんか映画ならではのリアルな演出だなって✨ミシミシ音とかもそうだし、ぼっきり折った後しのぶさんの体が脱力して首がカクンとなるところとか…
それ観ながら「しのぶさぁーーーん!!!!(泣)」って大号泣してましたけども。
展開は分かっているけどやっぱり推しがころされるシーンはしんどい…!!
あと、立ち上がった童磨さんの外套が原作より短くてなんだか意外でした、私的にはぞろりと長い方が人外感があって好きなので。(※だがそれもまたいい、と思ってます)
童磨さんは人に近い姿してるから親しみやすいけど、あくまでも鬼だから人ならざる者的な雰囲気醸し出してるイメージが強いもので……なんかこう、ぞろりとしてて欲しいという勝手な希望なのでした。
短くても超かっこいいけどね✨
しのぶさんが童磨さんに対してだけめちゃくちゃ口悪くなるのつくづく最高なんですよね、良いとこのお嬢さんで育ちがいいはずなのに舌打ちしてるしめちゃくちゃガラが悪い。最高。可愛い。
炭治郎くんがしのぶさんの訃報を聞いて短い回想シーンが入った時のしのぶさんの満面の笑顔が眩しくて可愛らしくて切なかった……。
猗窩座殿が死んだこと察知して驚いてたはずの童磨さんが、「あれ、なんだったっけ?…まあ、どうでもいいかぁ」みたいな映画オリジナル台詞吐くのがまた心無くて最高に童磨さんしててよかったなぁって✨
最後「残酷な夜に輝け」が流れ始めて「ああ、もう第1章終わっちゃうのか~……」としんみり思いつつ、イントロ流れながらの「そうだ、君の名前を聞いていたんだ。なかなか言わないねぇ」ってカナヲちゃんに名前聞き出そうとしてるからその意図は一体……??って考察しながらクレジット見つめてました。これも原作になかったよね???次回作の展開が気になる……。
……日数掛けて書き込んだ割に恐らく支離滅裂な文になってる所あるから後で編集し直すかも知れませんが、とりあえず吐き出させていただきました!!
……一度しか観れてないから何回か観ればもっと記憶に鮮明に残るしもっといっぱいの発見があるんだろうな~……
猗窩座殿の例の感動シーンで涙腺崩壊して結構記憶が飛んでるところあるし…
でも奇跡的に仕事の休みが合ってずっと上がったり下がったりしてた熱もあの日は下がってて2時間半越えの映画を最後まで無事鑑賞出来て、しかも公開初日に行けたってだけでもう自分的には十分やってやった感が強くて大満足しちゃいました。テヘヘ……
カテゴリ悩んだけど絵があるから「童しの絵」に突っ込んでしまおう…